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2020年7月の日記

更新日:2020年7月30日

7月28日


今日の愛知県芸の授業は、私にとっては最後の出校日で、恩師の佐藤先生の中間講評日

佐藤先生の講評の裏で、学生さん達の作品の話しを聞きながらアドバイスをしていった


混合技法の授業は、私も学部一年生の時、佐藤先生の授業でやったが、

F30号に描いた友人像は、非常に苦労した思い出がある

制作途中は、色の重なりが綺麗にでき意気揚々と描いていたのに

いつしか、色が濁り一気に絵が傾いていった

なんとか描いて講評に出したが、苦い思い出としてある


技法を理解して形に出来ているとこ、理解はしてるけど上手くいかないとこ

理解できてないけどなんか出来かかっているとこ、皆それぞれだった

でも、一様にきちんと絵と向き合っている様子を感じれ、

今週末の講評までにもうひと頑張りしてもらいたい


名古屋駅までの地下鉄の中で、佐藤先生から技法材料の講義の断片を聞くことができた。昔の授業を思い出し、懐かしかった

しかしながら、ちょっと聞きかじった情報で間違えた認識をしていることを指摘され、

きちんと、先人達の作品や考えを勉強しないといけないなと思った


マイペースに描いている時間に、勉強の時間も組み込んでいければ良いなと思いつつ

まずは、佐藤先生からの宿題、黒田清輝の《婦人像(厨房)》を見ることをしよう

早く芸大美術館が開館して展示される事を願うばかり


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7月25日


このヤマユリを描こうと思った風景に出会った

少しひんやりと湿気を帯びた空気の中で力強く咲いている様子が

今の私には心に響いたようだ


昔は、花を描くのに少し躊躇があった

咲いた後に、枯れてしまう寂しさを思ってだったのか、なんなのか

今は、寂しさだけでなく、その先にも想いをはせながら描いている

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7月19日


昨年描いた、ヤマユリのある風景の場所に、

今年もヤマユリが咲いた

あれから一年が経ったんだなと思いつつ

今年は、去年とは違う色味を風景から感じた


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7月7日


七夕だけどあいにくの天気

いつもこの時期は、雲が多く、ジメジメとする季節

でも、七夕のおかげで普段とは違うところに意識を向けさせてくれる














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7月4日


大学での4日間の地塗り実習が終わった

行く前から色々な面で心配があったが、皆の地塗りが綺麗に出来たので、本当に良かった。


心配の一つだった対面授業の形態は、大学側の対策がしっかりとされていた事によって、行ってすぐに解消された

講義室や実習室には、換気を徹底するためのサーキュレーターが設置され

人との距離を取りながら授業をしていく。専門家立ち合いのもと、全部の部屋で煙を使い、空気の流れのテストを行ったとのこと。

大学が山の中にあり、周りが緑に囲まれており、窓を開け放って授業が出来るからこの授業スタイルができ、対面授業を再開できたとのこと。

対策を進めた先生方の迅速な対応があってこそで、頭が下がる思いだ。

授業の方では、いつもより実習のタイミングが遅くなったことより、湿度と気温で、乾燥スピードや塗料の状態がいつもと違ったが、皆とても丁寧に作業を進めてくれ、全員良い地ができ今はほっとしている。

支持体から絵をつくることの大切さに気づく人がいるといいなと思いつつ















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