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2024年3月の日記

更新日:4月4日

3月31日


ミルクティーを入れて、先生達を思う大切な日


大学時代の友人達も、それぞれ忙しくなかなか会う機会が少なくなったが

この日が近づくと、誰かしら声をかけてくれる

日中会える人は会って、仕事の人も夜にはオンラインで集合

時が経って、色んな会い方ができるのは有り難い


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3月30日


甥っ子も一緒に春を探しに那須高原へ


まずは楽しみにしていたフキノトウを描いて、収穫タイム

フキノトウをとっていると、

「太陽だよー」と真上から見た様子を甥っ子が言った

確かに、真上からも素敵


道端での絵描きタイムは、

私が夕暮れの一輪の花を描く

甥っ子は、旅の思い出を一枚のキャンバスに描いていた

木々、花、那須の家、夕焼け空


いつまで楽しい見方と楽しい作品を教えてくれる絵描き友達でいてくれるかと思いつつ




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3月22日


川崎でやっているこども絵画教室の冬の短期講座が終了

メンバーは少し代わりながら今回で3回目となった


全6回の講座

やれる事、話したい事には時間も少なく、

なるべく創作の時間を長くつくろうと話しを短めにするが

今回は、1回目のに絵具作りを入れてみることにした

赤青黄色の顔料とアラビアゴムメディウムを混ぜ合わせ水彩絵具を作った

顔料やメディウムが地球上の色々なものから出来ていることを

ラピスラズリや貝殻虫、紅花、などを見せながら話しをした

みんな、「へー、綺麗」「すごい」「げ!こわっ!」

絵具のチューブのその奥先を考える知るきっかけになってほしい

何かをつくるってのは、色んなものと繋がっていること

その中にいる自分も周りも大切につくると

楽しさや奥深さ色んなものに気付けたり

興味を持って深めればどんどんはまっていく


1〜5年生と年齢の幅もあったり、絵を描くことに対して得意、不得意の気持ちがあるけど

些細なことも大切にする気持ちをみんなで作っていけたらと思う



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3月20日


美術館で人物を描くワークショップを行った


展示作品の色々な人体表現を鑑賞し

参加者がそれぞれお題の作品になりきってモデルを行い

参加者同士で描きあう


こどもの絵画教室で、モデルをしみんなで描きあっているが

作品を鑑賞して、作品になりきるというのは美術館ならではの要素

自分のテーマの作品が決まった後の追鑑賞の時の参加者の真剣な様子

作品内の人を表現するため、身体を動かしたり表情をつくったり

とても良い創作の場だった


参加者の人と一緒に筆を動かしている時に

ポーズをする人を見て

作家が人物表現が何を重要に思い

誇張し、削ぎ落とし、描いているのかが見え

作家の制作の思考の断片を見れた気がした

私にとっても気づきのある時間だった



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3月19日


昨日は、研究室の次年度の授業の打ち合わせ

去年はあっという間に1年が過ぎた


研究室を離れてから7年、短期的に大学生と過ごす時期はあったが

一年を通して学生達と時間を共にさせてもい学生の変化を感じたり

また、自分が助手としていた時とは変わっている先生方の授業を見させて頂き

自分の至らない点や今後、勉強していきたい点が見えた


コロナ禍の3年間、色々ありながらも制作と仕事をし

アトリエでお教室を始めたり、身の回りを整えてきたが

次年度はもう一歩先に進めるため

勉強と実践を一つ一つ大切に取り組んでいきたい

そういう事をさせてもらえる場に感謝しつつ


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3月15日


本牧絵画館へ

小さい頃よく本牧にある三溪園や本牧プールへは

家族で自転車で行っていたので久しぶりに自転車で行ってみる事に


元町から少し長いトンネルを抜け本牧通りを走っていると

商店街があったり親しみやすい街並みを過ぎると

海外の雰囲気をまとった街並みになる


本牧絵画館の館長さんにご挨拶させて頂いた時

本牧八景という絵の存在、本牧の昔の写真、

空襲を受けた土地を記した地図など、

いろいろな興味深いお話しを伺った


本牧海岸を描いた時、父に幼少の頃の本牧について話を聞き

本牧で潮干狩りをした、市電が通っていたと

今では考えられない景色が60年ほど前にはあったの知った


でも祖父に戦中戦後のことを聞いたことはなく

私が小学生の頃には祖父母は亡くなってしまっているため

その時代について考える機会がないでいた。

もちろん、戦争をテーマとした作品や勉強の中では考えていた。

でもそれは、奥行きのない思考でどこか自分ごとでなかったように思う


空襲を受けた土地を記した地図を見ながら、

家のある場所は、空襲を受けた場所と免れた場所のちょうど間

祖父母はどうしていたのか、どのような気持ちで生活していたのか

帰りの自転車を走りながらみる風景は感慨深いものがあった



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3月のある日


前は好きな季節だった春

ここ数日、アレルギーの症状で出るため

いまいち楽しめていない気がしているが、

蕗は非常に楽しみ


蕗のとうをとり、ふき味噌を味わう

あの苦味と香がたまらなく

黄緑の味って感じがし


成長しているのは絵にしたり

本当に心身共にふきを味わっている


今年は、関東はもう花も咲き切ってしまったが、

月末に那須に行って探す予定

あまり暖かくならないことを祈るばかり

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3月の庭仕事


春になり種まきシーズン到来

去年種取りをしたトマトの種を懐で温めて芽出しをさせて埋め

里芋の親芋の芽出し処理をスタート

今年初挑戦のオクラとニラの種まき


ついでに、人参を一本収穫してみたら、セクシーな脚になっていた



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3月のある日


展示をする場所を探したいと思いつつなかなか出来ないでいる

SNSなどで素敵そうな場所だなと思ってもやはり行ってみない事には、、


散歩して絵を描きつつ、作品を展示する場所を一緒に見つける

これがしばらくの私のやるべき事



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3月9日のアトリエ


3月の午前は、「花束を描こう!作ろう!」

3月が、卒園卒業の季節

アトリエに来てくれているこども達も保育園の卒園のSちゃんとHちゃん、午後に来ているYちゃんも小学校卒業。嬉しそうな会話の中にも、ドキドキの不安や、友達や先生との別れの寂しさを感じ、切ない気持ちになる。

そんな気持ちを花束に込めながら、制作の時間を楽しんでもらいたい。


今日は、甥っ子がトイレットペーパーの芯でお花を制作

向日葵や百合、マーガレットの花びらの形を工夫しているのを見て、

単純な素材だからこそ、工夫しやすいのだと感じた。

それで十分に表現できていて、十分に伝わるのに、

こどもとの制作は、自分の考えを改められる良い時間でありがたい。


午後は、Yちゃんの制作も佳境に入ったり

地塗りを始めてアトリエで教えたりと、良い創作の時間が流れている




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3月2日


今日から横浜本牧にある本牧絵画館の常設展示「横浜本牧と絵画」に

2022年に制作した《本牧海岸》を展示して頂いている


この作品は、永井画廊の企画で画家の高橋由一へのオマージュがテーマ

その中で、ほぼウルトラマリンの青一色で制作した珍しい作品だったが

展示を見にいらしていた本牧絵画館の学芸員さんより連絡を頂き展示の機会に繋がった


由一、絵具、モチーフとのつながりを考え

想いを巡らせながら、同じ(であろう)場所を描くことで意味ができ

新たなつながりに広がっていくことが良いなと感じている




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