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2022年10月の日記

更新日:2022年11月4日

10月のアトリエの様子


秋のモチーフを小さいお子さんから大人まで

それぞれに丁寧に描いていきました



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10月28日


マネ展を見に、練馬区美術館へ

日本のマネ作品を一同に見られる展示

マネは印象派の始まり作家として習ったが

現在の研究では認識が少しずつ変化しているらしい

他にも変わっている歴史があるのかもしれない


実にマネへの愛の深さを感じる展示であったが

マネの技術の高さとみずみずしい絵具の使い方描き方を目の当たりにし

絵が描きたくなる素敵な作品に出会えた良い一日だった



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10月27日


秋の色集め



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10月のある日


振り返るとあっという間に展示が終わったように感じる

作品の並び部屋で試行錯誤し、決まりきらないまま搬入日を迎え

壁一面ずつを決めていく、思いのほか点数が多く

詰め込みすぎず、間を大切にしながら決めていった


展示が始まると

たくさんの人が足を運んでくださり

昔話 今のようす 最近の絵のようすなどなど

いろいろな話しをし、刺激をもらったり

その中で、作品の感想や昔の作品からの変化と変わらない点の話しになる


展示が終わった今は、その話しを振り返りつつ

自分の作品の在り方を確認する時になっている


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10月のある日


ダンスのワークショップを受ける


大学の時、先端科の授業であった複合表現演習の授業をとり

田中泯さんの主催する桃花村(現在はもうない)で

国内外のダンサーさんと学生が一緒にワークする授業を

思い切ってとったことがある


1週間ほどテントを張って、農業作業をしながら

1日に数時間身体感覚を研ぎ澄ますワークがあった

その時の事は、とても大切で

対象を全身を使って観察する感覚

描いている時、画面で起こっている状況を立体的に感じる感覚

今大切にしたいと思っている事のきっかけをくれた授業だった


今回のワークショップは、音と身体を結びつける

そして音は鉄を利用した作品をその場で演奏している、とても贅沢な時間だった

プロのダンサーさん達と参加者が一緒にワークをした


飛び入での参加だったが

制作浸けだった事もあり、五感が鋭敏になっており

音が体に染みる感覚が楽しかった

ダンサーさん達の音を表現する力強さに引っ張らられ体を動かす幸せな時間だった


ダンスは観るのもやるのも楽しいものだなと思いつつ


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10月のある日


搬入に向けての外箱作り


自分で額もつくるようになってから、外箱も板段ボールから作るようになった。

どうすれば、見た目もよく作品を守る構造になるのか考えていた時

美味しいお菓子が包装された箱の構造を見て、”これだ!”となり

シンプルな作りで簡単に作れ、なおかつきちんと作品を守ってくれる今の外箱になった。




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