2021年7月の日記

更新日:2021年8月5日

7月のある日


前回の藍の生葉染めをやったあとに

色々と記事を読んでいると

色々と方法がある事がわかった。


生葉のみで空気と水にそれぞれに反応させる事でインディゴを発生させたり

消石灰を水と混ぜた上澄みと漂白剤を混ぜてインディゴを発生させて染める方法


2回目の刈り入れが出来たら色々試したい

きちんと重さを測って記録をとってみながらやる必要があるな

色の世界、染色の世界は色々と奥が深く

ちょっと遊ぶつもりが、毎年の恒例のなる予感



7月の晴れた日


藍の生葉染めを再度チャレンジ

前回の教訓

・葉はなるべく細かく

・空気に触れさせる時間をしっかり


今回は、葉をミキサーにかける事にした

不織布にミキサーでドロドロになった葉と水を入れ絞ると

かなり濃い緑の色水が取れた

そこに漂白剤と消石灰を水に混ぜた上澄みを入れる


すると、色が青く変化した


豆乳で、タンパクを入れたシャツを色水に沈め

全体にまんべんなく色が入るように混ぜながら約3分


軽く絞り、屋外でシャツ全体が空気に触れるようパタパタする

袖や胴の中にしっかり空気が入るようにした

なんとなく緑の色が変化している感じがする

そのまま10分ほど風を通す


今回はこれを4回繰り返してみた


あまり1回目と変化がない感じがするが数回する事でムラがなくなる感じはした

最後は、よく風を通すため、1時間ほど乾かす

水でよく洗ってみると緑の水がかなり出たあと

布に青が残っていた

水色に緑が入った色


もう少し、色んなパターンを試してみたいと思わせる良い色になった


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7月10日


待ちに待った晴れの日

いくつかやりたいことがあるうちの一つ

藍の生葉染めの実験をやる事に


色々ネットでやり方や必要なものを見ていると

染料屋さんで購入するものがありそうだけど

成分を見ると家にあるもので出来そうとわかった


豆乳、乾燥剤(石灰)、漂白剤

ミキサーはないけど人力で絞る事を決意して

遊びに来ていた、小さな絵描き仲間と作業をした


シャツは呉汁処理の簡略版で

豆乳を同量の水で薄めた液に漬け込み乾かしておく


藍を刈り取り、葉をむしり、虫洗い流し、

不織布にちぎって包み込み、水の中でもむ

綺麗な緑が出てきたところに石灰を水に溶かして上澄みを入れ

漂白剤を入れ攪拌

青く色が変わったところに

一度水につけたシャツを沈める


そに後も、なんとなくで作業を進め

まあ、水色になったかなと思い水洗いをしてみると

ほとんど色が抜けてしまいうっすら青っぽい程度にしかならず


一回目は失敗に終わった

でも葉っぱから色が取れる様子に感動する1日となって

次に向けて、工程をしっかり確認してみようと思いつつ





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7月2日


雨が降る中、日本橋→表参道と知り合いの展示を巡る

長靴にレインコートで完全防備で日本橋をウロウロ

その途中、気になっていた刷毛のお店の事を思い出し行ってみる事に


そのお店は江戸屋という老舗の刷毛屋さん

天然毛の髪をとかす用のブラシを探している時にHPを見つけ

よく見ていると、いつもキャンバスの地塗りで

お世話になっている刷毛のお店である事が判明

技材研究室でも、愛知県芸の地塗りの授業でもお世話になっている熊刷毛

一般的な画材お店で売られている刷毛では地塗りはうまく出来なく

熊刷毛(本当は、熊ではなく馬の立髪)のコシとこの刷毛の厚みが大切で

これでないと仕事にならないくらい大切な道具


学生時代に芸大の画翠で購入してから10年以上使い続けても傷まないため

販売元を知らずにきてしまっていた

お店には、様々な用途の刷毛や、髪用や服用、メイク用のブラシなどが陳列され

台所で使う、様々な形状のたわしが上から吊されたりしており

入った瞬間からウキウキしてしまった


まずクシを決めて、お店の方に地塗りのお話しして、引き出しから熊刷毛を見せて貰った

幅も種類があり、普段使っているのが一番小さい事がわかった

希望があれば、幅や厚みのリクエストも手作りだから対応出来るとの事

それならと、キャンバスの側面用ので、幅の狭いのがあったらと思っているんだと話したら

それならこれはどうだと、同じ毛の障子の糊刷毛を紹介して貰った

幅といい厚みといい、これは使える!!と一瞬で思い即購入


このお店の方にもお世話になりながら制作が出来ているんだと思うと

感謝の気持ちでいっぱになる良い日

今度天気の良い日に地塗りをするのが楽しみになった