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2021年6月の日記

  • 執筆者の写真: sironyannko112
    sironyannko112
  • 2021年6月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年6月23日


6月のある日


この時期は、キャンバスの地塗りには向かない

湿気が多く、乾燥に時間がかかるため

木枠のアクが浮いてきたり、麻布の張りが弱かったり

なにかとトラブルが多い


先日まで授業で行っていた愛知県芸の地塗り実習も

愛知県は関東よりも早く梅雨位入りしていたため

雨で、湿度が高いなか行った

扇風機を回したり、麻布の張りを強めにしたり

これまでの経験値で予測して対策を踏まえながら授業をしたが

何名かの学生さんのキャンバスはゆるく出来てしまった

毎年、何かと反省することがある、精進しないと、、


しかしながら、本当はこの時期でなく、秋晴れの時に地塗りが出来

本当に気持ちの良いキャンバスができるのにと思いつついる

学部一年の基礎的な内容のためこの時期なのは仕方ないが

是非、個別に天気の良い時に地塗りをしてもらいたい



そして、この時期には良いのは、漆の作業

湿気と温度が乾燥に必要な漆にはベストシーズン

知り合いの食器達を金継ぎ



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6月6日


慌ただしくしていたら、藍が凄い事に


雨と最近の暑さで非常に元気である


これはそろそろ第一次刈り入れをして

生葉染をやってみなければ




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6月のある日


梅雨に入りシトシト雨の降る中歩いたら

カタツムリもゆっくりと歩んでいた


雨がちょっと嬉しくなる光景



 
 
 

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