5月のある日
京都にある麻布工場を見学させて頂いた。
市内から一駅離れた、観光地と住宅が混ざり合った場所
住宅地の中に、古い黒い木造の工場
工場の中は機械の音が鳴り響いていた
糸に蝋を付着させなががら織り機に縦糸としてセットするための工程
縦糸の半端から横糸用の巻きを作る工程があり
さまざまな幅、糸、折り方をそれぞれ織る織り機達
織られた布を目視で検査する工程
機械音が鳴り響く中で、職人さん達が黙々と働いていた
時折糸が切れ止まる機械を丁寧に調節したり
出来た布を目視で確認
さまざまな人の手を通り麻布ができている事を知れ
描くことのできる喜び、感謝が高まる体験だった
絵の周りのことを現地できちんと見る
そういう機会をこれからは考えていきたい
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5月2日
年度始めの4月は、あっという間に濃密に過ぎていった
自分の作品を振り返る機会があり
絵を描きはじめて19年になっていることに驚いた
記憶のためにも、書き留めておきたかったが、、
また思い出しつつ書いておこうと思う。
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5月1日
知り合いの書の展示に行き
日本画家の堀文子の言葉を書にした作品を拝見した
堀文子の自然に対する力強い文章と、橋本先生の力強い文字から
自身の新たな作品への活力を頂いた
お父様の言葉は、心に沁みたな、、