12月のアトリエでのこと
いつも黙々と制作をするYちゃん、良い集中だなと感心しているのだが、
ふと「ウルトラマリンに代わる絵具ってないですよね。ウルトラマリンがなかったら絵が描けないかもしれない」と、ふっとつぶやいた。
アトリエでは、小さい子どもにも大人にも、ただ絵を描いたり、工作をするだけでなく、観察・絵具・キャンバス・色・油画の層構造についてなどを感じられるようにしたいと思い内容を考えたり話しをしたりしている。
その中で、ラピスラズリから出来る色としてウルトラマリンを紹介し、天然のウルトラマリンは使えないが合成のウルトラマリンの顔料で水彩絵具を作ったりした。
Yちゃんの中で、ウルトラマリンがとても大切な色であり、それ以外の色の特性も考えるきっかけになっていたようだ。色の話しをするのって楽しいなと思いつつ、Yちゃんのこれからの作品が本当に楽しみだなと嬉しく思った出来事。
2年ほど前の絵具作り
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12月9日のアトリエ
今日はこの時期恒例の「葉っぱに描こう」
赤青黄黒白の顔料にメディウムを混ぜ絵具を作り
過去の葉っぱと今年押葉にした葉っぱの中から気になった葉っぱを選び、絵を描く内容
Mちゃん(4才)は2才の時に、このワークショップを受けてくれ、それ以来ご家族で来てくれているが、前に絵具を作ったこと、葉っぱに描いたことを覚えてくれている。
絵具を作ると色をしっかり見るし、葉っぱを見ていると色んな色んな表情に気づいたり出来、皆で会話をしながら楽しめる。
楽しい記憶になってることが嬉しい限り
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